2020年5月25日

20200525書籍校正日記

明日から緊急事態宣言が全面的に解除になるという報道がありました.
いろんなことを再開していく動きができるようになってくるということでしょう.
劇場も少しずつ再開して,収容人数の50%程度まで高めていくということでした.
また公演に行けるようになるのが楽しみです.

このところ,落語について書いた書籍の校正をしています.
本日ようやく一通り通しでみて,原稿と参考文献を完成できました.
あと一息,今がヤマ場と言ったところ.

授業準備や質問の対応で1週間のほとんどの時間が取られてしまいます.
慣れてきたこともあって,少しずつペースがつかめてきましたが,
4月以降,まだほとんど研究は進んでいません.

マイペースでやっていくしかないのですが,やはり本を書いていてよかった.
こんな状況でも,発信するものがあると研究のことを忘れずいられます.


2020年5月5日

20200505MATLABインストール

在宅ワークが流行っているそうですが、
自宅に道具がなければどうにもならない
ことがあります。本日ようやくMATLABの
インストールができました。
#昨日は、LaTeXを入れるだけで時間終了。

この2,3日、人間の斥力によって
複数のカップルが互いに等間隔に座る
メカニズムを考えていました。

具体的に言えば、まず[0,1]の線分を考えます。
カップルをなす2人あいだの距離はゼロ、
カップル自体が占めるが空間ゼロという
〝理想カップル”を配置します。
#もちろん理想気体のアナロジーです。
その後、左右のカップルの距離が近いと、
居心地の悪さを感じ、覚知された距離に
比例して移動するようにしてみます。
距離の何パーセント移動するかを決める
重みはパラメータrで調整します。
すると、移動が覚知距離に対してたかだか
数パーセントでも、等間隔に座るという
結果が得られました。

数値実験では、rが小さくても経過時間が
十分大きければ等間隔になります。

鴨川等間隔の法則は、鴨川でカップルが
ほぼ等間隔に座るという法則です。
森見登美彦とか、京都大学出身の作家の
作品によく出ます。
とはいえ、そうした法則が成り立つか
どうかは今は問題ではなく、わたくしの
考えた数理的前提を入れたら、
必ず等間隔になるという均整の取れた結果が
実現されること。単純にうれしくなりました。















2020年5月3日

20200503入試問題日記

こんばんは。
先日、連絡があり、私の著作が茨城の某大学の入試に使われていたとのことです。
新書、口下手な人は知らない〜の一節から引用されていました。


わたくし自身、口下手ですので、こんなときどう申し上げていいのかわかりませんが、大変光栄です。
ありがとうございました。
物書きでもなく、大学教員でもないとしたら、そんなことはあり得ないことですので、とても驚きながら、嬉しく思います。


次出す本からも、ぜひご引用をお願いします!
dZEROから、6月には出版予定です。

同日開催!2024年5月27日(月) 早稲田大学落語入門 & 第五回実験寄席【実験参加で入場無料!】

落語を鑑賞しているときに,人間はどのような反応をしているのか? その解明のために,生理指標や表情を計測しながら落語を鑑賞する実験を行います。参加者には通常通り落語を楽しんでいただきます。 (1)研究内容と実験方法の説明を受け,計測機器を装着します(15分) (2)2名の噺家による...