2020年10月6日

20201006著書一通り書けた日記

本学では、先週から後期が始まりました。

後期は、eスクール向けの「劇場認知科学」を担当しています。

前期の通学生向けの「劇場認知科学」と同様、受講者からの質問に答えることで内容の理解を深めていくデザインにしています。

後期はまだ1回しか終わっていないのですが、様々な受講生がいるぶん、通学生よりも多様で突っ込んだ質問が多いと感じました。

質問に答える際には一層気が引き締まりますが、それだけに、多角的に授業内容を振り返ることができているように感じています。


前期、後期のやりとりを通じて、この科目に深くまた強く興味を持ってくれる方がいることを知りました。それに勇気をもらって、授業内容を踏まえた本を書くことにしました。

内容は、「劇場認知科学」で扱った内容のうち、特に「近接学」に特化したものです。いわば、劇場×近接学という新たな切り口です。

これまで私自身も言葉で説明してこなかったこともあって、書き進めていくことで理解が深まっていったという感覚を抱いています。




この本も、先の書籍を出版したdZEROより出版予定です。

8月末から書き始め、昨日夕方に一応の原稿を最後まで書きました。本年中にはぎりぎり出版できるかもしれません。

受講生の方も、そうでない方も手にとっていただけると嬉しいです。


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