2021年1月29日

20210129論文投稿日記

本日,新しく論文を投稿しました.この数ヶ月で一番嬉しい.

今回の論文は,2019年に鹿児島にいる間に条件を整理して数値計算を行い,少しずつ結果を積み重ねたものです.その過程で手法の適用範囲と限界も分かってきました.

汎用性は高いので,この論文を踏まえて,いくつもの研究のアイディアが出てきています.5年のうちには,いろいろとできているだろうと予測します.

これまで投稿した中では一番格上の雑誌です.ここにきて少しずつステップアップしてきました.心理学のパラダイムでは到達しない水準まではきました.まずはここで載って欲しい.

いずれにせよ,ライブパフォーマンスの科学の第一歩が踏めたと,論文を投稿した高揚感の中で思っています.


振り返れば2020年は,着任ということもあり,慌ただしくしているうちに過ぎてしまいました.

昨年のうちに「舞台と客席の近接学」の原稿を仕上げたのは良かったのですが,実験はほぼ進めることができず論文も出ていませんでしたので,今日の喜びは一入です.

あとは,良い返事を待つばかり.返事までにしばらくありそうなので,他の仕事の仕込みをします.




2021年1月9日

20210109年末年始日記

2021年になりました。

年始恒例ということで手帳を新しくしました。普段使っているものを今年も購入。

年間計画を書き込むことができるので、数か月単位の仕事も把握しやすくて気に入っています。


年末年始にかけては、諸々の予定もキャンセルになったので家にこもって論文を書いていました。

いまやっている研究に一貫する考え方を提示する論文なので、自分自身が思考を整理して一区切りをつけるためにも良いタイミングでした。


新たに緊急事態宣言が発出され、人を対象にした実験が難しい状況です。今後どうなるか不透明ですが、実験が可能になった場合に向けて倫理審査申請書を書き進めていきます。

いろいろとやることは出てくるのだな、と感じる日々です。



同日開催!2024年5月27日(月) 早稲田大学落語入門 & 第五回実験寄席【実験参加で入場無料!】

落語を鑑賞しているときに,人間はどのような反応をしているのか? その解明のために,生理指標や表情を計測しながら落語を鑑賞する実験を行います。参加者には通常通り落語を楽しんでいただきます。 (1)研究内容と実験方法の説明を受け,計測機器を装着します(15分) (2)2名の噺家による...