昨日と今日は,MATLABにDeep Learning Toolboxを導入して,画像を使った深層学習に取り組んでいます.
近年,多層の学習器を用いた深層学習は,高い精度の分類を実現できるようになりました.技術的には以前からあったものが,大量にデータを読み込むというシンプルな技で高い精度につながるという技術の再発見もあって,今は社会の基盤技術となっています.
といっても既に10年以上前から発展してきていて,いまは誰でも気軽に試せる時代になりました.やる気さえあれば無料のプログラムでも実現できるようです.
私が使っているMATLABでは,無料で公開されているDeep Learningの自学教材があります.この2日間,じっくり取り組んで,簡単な解析はできるようになりました.
課題が出たあと考えたコードをすぐに答え合わせができるので,学習したぞという自覚が強くなる.これが無料とはありがたい.良い機会を生かして勉強していきます.
試しに共同研究をしている先のデータを使って学習させてみると,学習フェーズでは90%以上の認識率になるけれど,他のデータセットでは65%くらいしか正解しないので,研究として使っていくためには工夫が必要になりそうです.
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