以前から外注していた視線分析用のプログラムが完成しました.
このほど,納品されるということです.
この解析手法は,先行研究で使われていて,かなり使えそうなものです.
アルゴリズムはシンプルですが,構造がやや複雑で自分で実装するには手間がかかりすぎるものでした.
年度内に完成して本当に嬉しい.
これで,次期4年生や3年生で,視線計測を行う場合に分析の幅が広がります.
野村研究室で使っている手法と併せて,視線データを用いた映像作品への反応を取り扱った研究基盤を着実に固めていきます!
研究対象に新奇性が高いことが多いので,分析手法はできるだけ手堅く進める,というのを最近は意識して進めています.
劇場認知科学という分野を少しずつ固めていくために,知見を積み重ねていきます.